物音に気付いた下女のメリリンがジュベリアンの部屋に入ろうとドアを開けようとしますが、ドアには鍵がかかっていました。
誤解されないようクローゼットに隠れているようにマクスに話したジュベリアンは、黙って頷くマクスの頭を撫でて、そうやって大人しくしていればいいと微笑むのでした。
メリリンは鍵が掛かっていたので驚きましたが、マクスの不在をジュベリアンが寂しがっているのだと勘違いし、気晴らしに散歩に誘おうとしますが、ジュベリアンの手首に痣があることに気付きます。
20分もクローゼットに閉じ込められているマクスは、ジュベリアンとメリリンが話している内容から、自分が押さえつけたせいでジュベリアンがケガをしたと知り、申し訳ない表情になりました。
ドレスに着替えたジュベリアンはクローゼットの扉を開け、マクスを朝食に誘います。
美しいジュベリアンに目を奪われ、マクスは顔を赤らめるのでした。
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お父さん、私この結婚イヤです!【14話】のネタバレ
ドキドキしながらマクスがテーブルに座ると、苦手なキュウリのサンドイッチが並んでいました。
ジュベリアンがどうして食べないのかと聞いて来たので、無理して口に運ぶマクス。
嬉しそうに美味しいでしょう?と聞くジュベリアンにマクスは頷くしかありません。
自分の好物だから口に合うか心配だったと微笑むジュベリアンに顔を赤らめながら、マクスはキュウリも美味いかも、と思うのでした。
レジスと皇帝の過去
その頃、皇宮ではレジスが皇帝の護衛を務めることになったという噂が広まっていました。
民衆の反感を買うことを心配したエリオス公爵が、皇帝にレジスをずっと護衛につけるつもりなのか尋ねます。
皇帝は当然だ、と言います。
20年前、テゼリア王国と戦争中だったアシェット帝国。
若かりし皇帝は、皇宮を捨てて身を隠しましたが、代わりにたった1人で帝国の防衛を牽引した兵卒がいました。
その人物こそがレジスだったのです。
卑怯者と救国の英雄、それが今の皇帝とレジスだったのでした。
レジスに不当な任務を押し付ければ、不満の声が募るばかりだと、エリオス公爵は言いますが、余計な心配をするな、と皇帝は言います。
レジスを抑えるならば、皇太子を皇宮に呼び戻さねばならない、と伝え、エリオス公爵はその場を去りました。
皇帝は、何も知らないくせに口を挟みおって、と怒りますが、右手にはめた指輪を見ながら、これがある限り、レジスは私に逆らえないのだ、と不気味に笑うのでした。
カフスボタン
本を読みながらあくびをするジュベリアン。
いつも自分が横になっているソファーで、マクスが寝ていることを不満に思っていたのでした。
一体いつまでいる気なんだろうと思いながら、お父さんと仲良いんですね、とマクスに話しかけます。
悪くはないと答えるマクスに、ジュベリアンは、マクスの前では自分には見せたことのない表情と温かい口調のレジスに、まるで別の人を見ているようだったと思うのでした。
ジュベリアンは、レジスに渡そうと思っているカフスボタンのことを思い出し、弟子であるマクスならレジスの好みを知っているのでは?と、カフスボタンをプレゼントすることをどう思うのか尋ねてみました。
驚いたマクスはプレゼント?と言うとジュベリアンを見ました。
ジュベリアンは顔を赤らめ、本で顔を隠しています。
マクスは本を取り上げ、誰にプレゼントするんだ?と尋ねるのでした。
>>15話に続く
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お父さん、私この結婚イヤです!【14話】の感想
マクスの嫌いな食べ物がキュウリだと判明しましたね(笑)
反対にジュベリアンの好物がキュウリのサンドイッチだとも。
2人の間に素敵な時間が流れていて顔がほころびました。
レジスが英雄だと言われている理由も判明し、皇帝がレジスを振り回す理由が指輪にあることも分かりました!
ミハイルもムカつきましたが、この皇帝もなかなかの曲者ですね。
ジュベリアンがカフスボタンをプレゼントしようとしていることをマクスはかなり気にしていましたね!
2人の距離がもっと近付いて欲しいです!
次回、どうなるんでしょう?
まとめ
お父さん、私この結婚イヤです!【14話】は、レジスが何故救国の英雄と呼ばれているのかが判明するお話でした。
若い頃からカッコいい英雄レジスと、自分の身の安全しか考えていない卑怯者の皇帝。
消す為に忍び込んだのに、いつの間にかジュベリアンに惹かれ始めてしまったマクス。
続きが楽しみですね。