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その悪女に気を付けてください【第22話】のネタバレ・感想|ピッコマ

その悪女に気をつけてください ネタバレ

その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。

交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。

忙しい大学生活に疲れていた主人公は、優雅な貴族生活を楽しもうと志します。

どうせ振られるからと、メリッサはまず変態浮気男である皇太子と婚約破棄のために奮闘しますが、うまくいきません。

公爵邸に襲撃をしてきた狼人間のジャックと応戦する弟ジェイクの戦いを、メリッサは一喝することで収めました。

ジャックの目的はわかりませんが、次の襲撃に備えるために、メリッサは剣術を習うことを決意するのでした。

ここからは、その悪女に気をつけてください、の第22話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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その悪女に気をつけてください【第22話】のネタバレ

雨の降る夜に、メリッサは愛犬のリエーフを連れて散歩をしていました。

リエーフの特技は、犬アレルギーの弟が家にいられなくなることです。

吠え続けるリエーフに連れられて、「どうしたのよ・・散歩したがるからこんな天気の中出てきたのに。ちょっと」と、メリッサは渋々といった顔で愛犬に話しかけます。

何かあるの、と言いかけて、庭に倒れるソレを見つけたのでした。

目の前にいたのは、血塗れで雨に打たれる、青い毛並みの大きな狼でした。

愛犬は、そこに向かって吠え続けているのでした。

メリッサの訓練

スパッと剣が宙を切ると、遅れて練習用の巻藁が音もなく半分に分かれました。

「素晴らしい・・お嬢様は天才です」と、帝国最高の剣術の先生が恐れ敬うように拍手しました。

「初めてまだ1ヶ月なのに、こんなにも上達されるとは・・」と、非常に驚いた様子でした。

賞賛を受けながら、私も正直驚いている、と内心でメリッサは考えます。

魔力は皆無、見た目とセンスに頭脳にダンスまで中の下のメリッサには、剣術の才能があったようです。

「結婚を控えた貴族令嬢が剣を振り回すなんて呆れますわ」「背が高いのに筋肉までついたらどうするのかしら」「男に人気ないだろうな」と、周りの反応はよくありません。

今回のことがなければこの才能に一生気づかなかったはず、と、その不幸中の幸いにメリッサは苦笑いするのでした。

「天才になった気分って最高・・」とメリッサは青空を見上げます。

「アレ」を習得できればいいと思っていたけど上手いにこしたことはないわよね、と剣を見つめてメリッサは笑います。

メリッサには秘策があるようでした。

「お嬢様、訓練中に恐れ入ります」と、使用人が側から現れました。

「『フォトン家』からお手紙が届きました」と差し出されたのは一本の書簡です。

「フォトン」は、狼人間に共通する苗字です。

手紙をくくってある赤いシッポの毛は、フォトン一族の中でも赤毛の者が出した公式書簡の証になります。

その赤毛を見て、あの迷惑で人間差別主義者の狼人間、ジャック・フォトンの顔をメリッサは思い起こしました。

本当に正式に送ってきた・・1ヶ月くらいかかったよね?、と驚いたようにメリッサは書簡を開きます。

正式かつ丁寧に出直せ、とメリッサに言われたジャックは約束を守ったのでした。

あの性格で1ヶ月も待ってたなんて大したもんだわ、と、メリッサはジャックのドヤ顔を想像しながら素直に認めました。

ポジェプラド家とフォトン家は物理的に遠く、公式な手紙を届けるにはかなりの距離があるのです。

ていうか、とメリッサは訝しがります。

小説では、ジャックが家に侵入するのは夏の終わりの頃のはずです。

現在はまだ春であり、ジャックはヒロインのユーリに出会う前なので小説の流れとずれています。

なんでこんなに色々と、と考えながら書簡を読んでいたメリッサでしたが、途中で出てきた文章に目を止めます。

ナインはどこだ、と、そこには書いてありました。

メリッサが思い浮かべるのは、町で行き倒れているところを拾った謎のイケメン、その後の舞踏会で逃げ出してしまった、あのナインでした。

傷だらけの青い狼

「まだ起きない?」と、メリッサは侍女のヨナに尋ねます。

「はい。もう少しかかりそうです」とヨナは医療箱を閉じました。

ベッドの脇に引いたシーツの上に、包帯を巻かれた青い狼が横たわって目を閉じています。

まさか前金欲しさに動物も診られるって嘘をついたんじゃ、とメリッサは訝しがります。

しかし、「信じなくても結構です」とヨナに即答され、「私の脳内見えてるの!?」、と驚くのでした。

眠る狼の横に座り、状況からしてこの子がナインな気が、とメリッサは考えます。

目を覚まさないんじゃ聞くに聞けないし、と思案していると、クウン、と狼が苦しそうに寝言を言いました。

メリッサが優しく狼を撫でると、すぐに安心したような寝息に変わりました。

優しい目でそれを見つめながら、まだ時間はあるからまずはお客様の「おもてなし」に集中しますか、とメリッサは決意します。

「ヨナ、夜のトレーニングをお願いね」とメリッサが言うと、「思ってたより続きますね」とヨナが答えます。

「この・・・!」と怒りながらも、「あと、今後のおやつは鶏の胸肉をメインにしてちょうだい。カラダを鍛えなきゃ」と頼みます。

「もっとたくましくなるおつもりで?」と嫌味のようヨナに言われ、「あんたねぇ!!」メリッサは切り替えします。

そんな騒がしい中で、青い狼はパチ、と桃色の瞳を開いたのでした。

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メリッサのお願い

1ヶ月後の初夏、夏の日差しが眩しいある晴れた日のことでした。

「公爵様、お話があります」と、メリッサは公爵の部屋に押しかけました。

「ならば紅茶を用意しよ・・」と言いかける公爵を、「結構です!」と遮ります。

「私の頼みを聞いてくださるだけでいいので」とメリッサは強気です。

また謎にラブリー空間を用意されては堪らない、ノーモアラブリー地獄、と前回の直談判を思い出してメリッサは簡潔に続けます。

「前回お伝えしましたよね、破談の邪魔をすれば黙ってないって」、と続ければ、公爵は冷や汗をかき生唾を飲み込んでいるようでした。

「にもかかわらずデマ流しにご協力されたそうで。いくら皇太子の頼みとはいえ、娘のデマを普通流します?」とメリッサは問い詰めます。

公爵が「舞踏会で皇太子とメリッサの結婚発表がある」と噂を流したのは2ヶ月も前のことです。

結構前のことに今さらケチをつけるのはだいぶ卑劣だが、とメリッサは分かった上で利用します。

こうしてでもやらなきゃいけないことがある、と強気です。

「・・何が望みだ」、と公爵はメリッサに尋ねます。

メリッサは望み通りの展開ににこりと笑いました。

「夏のバカンス。最小限の使用人だけ残してあと全員は夏休みにしてください」と言うと、公爵は「何だと!?」、とだいぶ驚いたようでした。

イアン並み・・いやヨナ並みの図々しさに驚いたようね、と内心でメリッサは笑います。

だがこれで終わりじゃない!、と次の手札を公爵に叩きつけます。

「それからもう一つ」とメリッサは要求を話しました。

それは、ヨナが給料アップを求めるレベルで厚かましい提案であり、公爵は顎が外れたようにあんぐりと、口を開けっぱなしになってしまうのでした。

メリッサの計画

結論から言うと、公爵は望みを聞いてくれました。

私が可愛いから仕方なく・・とかではない、とメリッサは理解しています。

メリッサの提案に公爵が納得したからでした。

よし・・あの時とまったく一緒、と庭にセットしたパラソルとテーブル、そしてバスケットを見てメリッサは確認します。

これを見て奴の目クソほどの良心がとがめたらいいけど、と、あのジャックの襲撃時の場面を再現します。

最悪の福利厚生のもとで頑張ってきた使用人たちに、リフレッシュして欲しかった、という思いがメリッサにはありました。

でも本当の目的は、もうすぐ現れる「奴」の周りの人は少ない方が良いと考えたからでした。

あんなの二度とごめんよ、と前回の襲撃で傷ついた使用人たちを思い出したメリッサはイラッとしました。

今日は、ジャックの二度目の訪問日なのです。

ヨナを休ませるのにかなり苦労したわ、とメリッサは思い出します。

ジャックの前であのえげつない口の悪さを披露しちゃったら・・、と考えると最悪しか思いつきません。

狼人間への禁句ワードを連発したあげく、ジャックに殺されてしまうかもしれないのです。

それだけは絶対ダメ、とメリッサは固く拳を握ります。

性格は別としてあんな逸材をここで失うわけには・・!、と寒気を振るい落とします。

「ヘイニー、準備できた?」と尋ねると、「はいお嬢様!ご指示通りに用意いたしました!」と元気な声でメイドのヘイニーが答えました。

ヘイニーは、ヨナの代理を買って出てくれた優しい子でした。

「ありがと」とメリッサが言えば、目を輝かせて喜びます。

その喜び具合はメリッサがちょっと引くほどです。

「お嬢様のお側にいられて幸せです!剣さばきを見られると思うとドキドキします!何よりもお嬢様をこんなに近くで見られるのが本当に嬉し・・!」、と怒涛のように褒め称えるヘイニーを「わかったわヘイニー・・次の用意にとりかかかりましょ」と、疲れたように遮りました。

「はいっ!」と元気なその様子に、優しいけどちょっと重い、と苦笑いをするメリッサでした。

「約束の時間まであと10分あるから、正面に赤毛の男が来たら伝えてって警備に伝えといて」とメリッサはヘイニーに言います。

「もし時間になってもこなかったり、前みたいに」と言いかけて、メリッサは手でヘイニーに下がるよう指示を出しました。

青空から何かが降下してくるのを目の端に捉えて、冷静に剣の柄に手をかけます。

地面を踏みしめて剣を振り抜き、その落下物に正確に当てます。

ガンっ、と固い音がして、腹部に一撃を食らったジャックが白目を剥きました。

「こんな風に現れたら次は頭かち割るって言っといて」と、振り抜いた姿勢のままメリッサは、射抜くような瞳でジャックを見るのでした。

第23話に続く>>

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その悪女に気を付けてください【第22話】の感想

メリッサには剣の才能があったのですね。

ストイックに練習するだけではなく、使用人の安全も配慮するメリッサは素敵です。

傷だらけの青い狼の瞳は、ナインと同じ桃色でしたね。

ジャックとナインには何か因縁がありそうです。

前回同様、空から降りたジャックをなんと打ち返してしまったメリッサには驚きです。

メリッサの秘策に公爵への提案、どんな内容なのか楽しみですね。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第22話のネタバレと感想をご紹介しました。

「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。