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その悪女に気を付けてください【第25話】のネタバレ・感想|ピッコマ

その悪女に気をつけてください ネタバレ

その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。

交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。

忙しい大学生活に疲れていた主人公は、優雅な貴族生活を楽しもうと志します。

まず皇太子との婚約破棄に奮闘しましたが、小説の流れはなかなか変えられません。

そんな中、皇太子への嫌がらせとして町で拾ったナインが、狼人間ジャックが探していた人物だと判明しました。

使える手段全てを使ってジャックを撃退したメリッサでしたが、急に血を吐いて倒れてしまいました。

ここからは、その悪女に気をつけてください、の第25話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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その悪女に気をつけてください【第25話】のネタバレ

目が覚めたメリッサを待っていたのは、ベッドの周りの人々の喧騒でした。

・・え?何この騒ぎ、とメリッサは困惑します。

気難しいチビっ子を相手にしていたのに息つく暇もないわね・・、と若干呆れ気味です。

一番ボロボロと泣いているのはナインでした。

震える手でメリッサの手を握ってくるナインに対して、「ナイン、大げさよ」とメリッサは声をかけます。

ぽんぽん、とその手を叩きながら不意に、『でも狼は怖い』と言っていた憑依前のメリッサの言葉を思い出しました。

あ・・そっか、とメリッサは自覚します。

『メリッサになってからこの世界がどれほど変化したのかはわからない、だけど』、と考えて身体をベッドから起こしました。

「私が必ず、守ってあげるから」、と泣き続けるナインにメリッサは言います。

『ナイン、あなたが今私のそばにいること。それは私が「私」だから可能だったことだけは、はっきりわかる』、そう思いながらナインに笑いかけるのでした。

「それはそうと。倒れる瞬間に鍵かけてって言ったわよね?」とのメリッサの言葉に、ナインはビクッとして固まりました。

「こんな風にみんなが集まって騒がれるのを避けたかったんだけどな〜」と諦め顔でメリッサは遠い目をしました。

周囲では未だ使用人たちが慌ただしくメリッサを心配しています。

しゅんとするナインを見て、この子には教育が必要ね・・、とメリッサは思案するのでした。

メリッサと公爵

「倒れたそうだな。病気ではないと聞いたが何かあったのか」、と食事時に公爵はメリッサに聞きました。

『え?見えません?めちゃくちゃな庭と舞ってる狼の毛が見えませんか!?しかも私の体調の良し悪しはどうでもいいわけ!?』と怒れる気持ちを、『落ち着いて。興味を持たれてない方が何かと楽じゃない!』と理性が止めます。

「少し疲れてただけですわ」と、それらを微塵も見せずにメリッサは微笑みます。

「それでですけど、違う場所で休養してきてもいいですか?」と公爵に聞きました。

特殊な怪我

メリッサはジャックを制した時に怪我をしていました。

神アイテムの宝剣は防御面に関しては弱く、左手に狼人間ジャックの噛み付きを喰らってしまったのでした。

普通の怪我ならきちんと食べて寝れば治るのですが、問題はこれがただの怪我ではないことです。

特有の力を駆使する狼人間と、魔力を駆使する人間は別の生き物です。

見た目こそ似ていますが、各々の力の根源はまるで水と油のように異なります。

攻撃性を帯びた力が体内に入れば、体が強い拒絶反応を起こすのです。

メリッサが吐血したのもそのせいでした。

『ないに等しいくらい存在感の薄いメリッサの魔力だけど、あるっちゃあるから噛まれないようにしたんだけどなぁ。詰めが甘かった』と考えてメリッサはため息をつきました。

メリッサの行き先

「休養?構わないぞ」と公爵は言います。

「ポジェプラド公爵家の中でも地方へ向かえば」と言う公爵を、「いいえ。休養先は決めてあります。そちらへ向かおうと」とメリッサは遮ります。

公爵は不満げな顔をして無言でメリッサを見ました。

メリッサには『お前はなぜいつも俺の話を遮るんだ、しかも行き先も決めてあるのに何故聞くんだ』という公爵の声が丸聞こえでした。

やり返してやった、とばかりにメリッサはほくそ笑みます。

「・・どこへ行こうと?」と気を取り直して聞いた公爵に、「リプトンです」とメリッサはにっこり笑って答えました。

「何?なぜそこなんだ。森もない荒地じゃないか」と公爵は衝撃を受けました。

リプトンはとても、休養先に選ぶような場所ではありません。

「荒地が好きなもので。そこで荒地を見ながら癒されたいんです。森はこの前、狼人間に出くわしてからアレルギーが出て行きたくありません」と、満面の笑みでメリッサは押し切ります。

「そうか・・」と、言っても聞かなそうなメリッサに公爵は渋々と承諾しました。

「リプトンがエリザベス男爵領なのも知ってます。もてなされはしないでしょうけど全然平気なので。公爵様の許可さえいただければ休んできます」とメリッサは説明します。

エリザベス家は、魔法の天才で構成された排他的で強力な家門であり、ヒロインのユーリが養女になった家系です。

小説を読破したメリッサは確信していました。

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親愛なる最強キャラのヒロインの魔力ならば病を治せるだけではなく、ナインの舌も元に戻せるはずなのです。

出発

旅に同行するのは、侍女のヨナと執事となったナインでした。

「・・いつメンね」、と見慣れた光景に安心感のような呆れのような、そんな顔でメリッサがメンバーを見渡します。

同行したがる使用人は多かったのですが、メリッサはナインとヨナだけを連れて行くことにしたのでした。

良心がとがめることをするたびに集まるのはいつもこの三人だ、とメリッサは感じました。

「リプトンまでは急いでも2日はかかります」とヨナが言いました。

『多才なのは知ってたけど馬車も引けるのね。謙虚さを差し出して代わりに才能を得たのかしら』と感心するメリッサは、「2日は長いわ1日で行ってよ」と答えます。

「無理です」と言うヨナでしたが、「1日で行きたければ金貨をください。最善を尽くしてお連れいたします。1日も要りません。6時間あれば十分です」といつもの調子で付け加えるのでした。

『2日かかるとか嘘っぱちじゃない。休ませてる間に金銭欲が増えて嘘がうまくなったわ』と馬車で心中は悪態をつくメリッサでしたが、金貨を払って6時間で行くことにしたのでした。

小説では弟のジェイクがユーリとこの馬車に乗って、暴れるメリッサを避けて家をこっそり抜け出すシーンがあります。

ジェイク・・あんたの秘密の脱出路は先に使わせてもらうわ、と考えてメリッサはケケッと悪女のように笑うのでした。

「う・・ゴホッ」、とメリッサは急に吐血しました。

真向かいに座るナインが、ギョッとした様子で慌ててハンカチをメリッサに手渡します。

何の前触れもなく現れる拒絶反応・・頻度がだいぶ増えている、とメリッサは口を拭いながら考えます。

「ありがと」とナインに礼を言い、思ったより時間がないかも、と感じました。

そんなメリッサを、ナインは心配そうに見つめるのでした。

遭遇

「お嬢様」と呼ばれて、メリッサは眠っていたことに気付きました。

馬車はいつのまにか止まっているようです。

「ヨナ、着いたの?」と尋ねると、「いいえ、ですがひとまず起きてください」とヨナが言います。

ヨナは感情ののない声でいつも話しますが、今はとても落ち着いた声で話しています。

その気配に、メリッサはただならぬ状況だと理解しました。

「主のお目覚めか?早く降りてこい!」と、馬車の外でガラの悪い男が叫びます。

馬車は複数の武装した男たちに囲まれているようでした。

これって小説で馬車に乗ってる時にやられがちな盗賊の襲撃!?、とメリッサは事態を把握しました。

「持ってるもの全部出せ!」との声に、お決まりのパターンすぎ、とメリッサは渋い顔をします。

「ガウッ」とナインが威嚇するのを、「ナイン!」と一声かけて止めます。

男たちはガリガリでみすぼらしく、ザコの寄せ集めに見えました。

盗賊のほとんどは没落した平民です。

しかし、自分を襲おうとする者たちに同情する気は、メリッサには一切ないのでした。

ナインと馬車から降りたメリッサは「ジッとしてて、ナイン。私が守ってあげるから」、と余裕の表情でナインに声をかけました。

ナインは狼人間ですが、強力な武器である牙を失った状態です。

綺麗な顔に傷なんかつけさせない、とメリッサは決意します。

ナインは赤面していますが、「バカにしてるのか!?イカれたブス女め!」と盗賊のボスは怒り顔です。

『話す内容も全部お決まりのやつじゃない。早く始末して休もっと』と、考えたメリッサが腰の剣に手を伸ばした時のことでした。

「まぁ今日は気分がいいから多めに見てやる。かなりの美女を拾ったからなぁ!イヒヒ・・リプトンでこんな美女は滅多にお目にかかれねぇよ」とボスが笑いました。

『ん?まさか、まさか・・』とメリッサは嫌な予感に動きを止めます。

すべてを疑え、と近代哲学の父、デカルトも言っていました。

「見ろ!この女を売れば俺たちは一気に富豪になれるんだ!」とボスが見せてきたのは、金髪碧眼の美女、ヒロインのユーリでした。

「・・ユーリさん?えぇ!ユーリさん!?なんでそこに!?」とメリッサが叫びます。

「へへっ」と可愛らしくユーリは笑います。

「へへっ、じゃないですよ!!」とメリッサはさらに叫び、そのあまりの大声に近くの小鳥達が木々から飛び立つのでした。

第26話に続く>>

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その悪女に気を付けてください【第25話】の感想

急に倒れたメリッサの原因は、狼人間ジャックの噛み付きにあったのですね。

使用人たちの慌て具合に、今のメリッサが愛されているのが感じられます。

相変わらずヨナは多才で、心配性のナインは可愛いですね。

公爵も相変わらずでメリッサと会話が噛み合いませんが、気遣っているのはわかります。

盗賊に捕まってるヒロインに遭遇してしまったメリッサはどうするのでしょうか?

次も気になりますね。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第25話のネタバレと感想をご紹介しました。

「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね