悪役のエンディングは死のみは、ピッコマで配信されているGwon Gyeoeulの作品で、選択肢を間違えるとすぐに死んでしまうハードモードのヒロインになってしまった主人公が死亡エンドを避け、ゲームクリアを目指していく恋愛漫画です。
イクリスも生き残るために忠犬を装っているだけなんだと主人公は気付き、イクリスルートは安全だろうと思い込んでいた自分をうかつだったと反省します。
イクリスから離れながら主人公は「…早くヴィンターに会ってみよう。保険はかけとかないと」と一人呟きました。
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悪役のエンディングは死のみ【31話】のネタバレ
「お嬢様、例の件で返信が届きました」とエミリーから渡された書類に、主人公は目を通し「…これだけ?」とエミリーに聞きました。
「そ…その方の情報が少なすぎるそうです。第2皇子の誕生日パーティーで白いハンカチを持ってた貴族の男性…ってだけじゃ情報が曖昧すぎて特定が難しいと…」とエミリーは答えます。
エミリーの願い
「ほっ、他の所にも依頼してみます!」と言葉を続けたエミリーに、主人公は「いや、リストはこれだけでいいわ」と止めました。
「そもそも本当に人捜しのために渡した情報じゃないもの」と主人公は思いながら、「私が言ったのは店の数よ。4か所回ったのに、返事は3通しかない」と指摘します。
「はい?あ…そういえば、あの店からは何の連絡もありませんね。ウサギの仮面をつけた人の所です」とエミリーの答えに、「すぐ返事がくると思ったのに…これじゃルートを進められない」と主人公は考えました。
「…もう一度行ってきましょうか?」と主人公の顔色を窺うエミリーに、主人公は「いいわ。それより代金は払った?」と聞きます。
「はい。言われた通り使いに宝石を持たせました」と答えるエミリーに「そう。ありがとう」と主人公が返すと、エミリーは少し嬉しそうに小さく笑みを浮かべました。
「ここ数日間頑張ったわね。残りの宝石は褒美としてあげるわ」と言った主人公にエミリーは驚き、「…はい?えっ、い…いいえ、そんな!残りはまとめてすぐお持ちします!」と断ります。
「なんで?宝石が嫌なら金貨で…」と返す主人公に「いいえ!私は…そんなものは要りません!褒美は欲しくありません」とエミリーは断言しました。
「あ…心配しないで、針もちゃんと捨てとくから」と主人公が思いついたまま言うと、「そっそれも捨てなくていいです!」とエミリーは言います。
なぜエミリーがそんなことを言うのか主人公は分からず、「欲しいものがあるなら、はっきり言いなさい」と指摘しました。
「わ…私は、本当の意味でお嬢様のメイドになりたいです」と言うエミリーに、「本当の意味?…私の手足になりたいってこと?」と主人公が聞きます。
エミリーは「はい!」と答えますが、主人公は「あなたをどう信じろと言うの?」と言いました。
「任された仕事をうまくこなせたのは褒めてあげる。だけど、あなたはもうすでに私の専任メイドよ。それ以上の権限を与えるのは私にはできないわ」と話す主人公に、「お嬢様どうかお許しください!」とエミリーは土下座します。
「ずっとお嬢様にとんでもないことをしてきました。周囲に流されて身の程知らずな過ちを犯して…今は私を信用できなくて当然です!でもチャンスさえいただけるなら必ずお役に立ってみせます。私に勘だけはいいと仰ったじゃありませんか!だから…」と必死で謝るエミリー。
「…本気で言ってるの?」と主人公が聞くと、エミリーは真剣な表情で「針は保管していただいても構いません。疑わしい時はどうぞ公爵様にお見せください」と言いました。
エミリーの笑顔
「これもエピソードか何かなの?」と主人公は戸惑います。
名ばかりの公女に尽くしても得することなどなく、今までエミリーが従順だったのは針という弱みを握られているからだと主人公は思っていました。
自ら味方になりたがることを主人公は予想できていませんでしたが、エミリーの真剣な表情は嘘をついているようには思えません。
「………それじゃ、残った宝石は元の場所に戻しておきなさい」と主人公に微笑みかけられ、エミリーは「お…お嬢様では…!」と明るい表情をしました。
「ありがとうございます!今すぐに行ってきます!」と立ち上がるエミリーに、「はいはいお願いね」と主人公は適当に声をかけます。
「はい!これから精一杯頑張ります!」と満面の笑みを浮かべ、エミリーは部屋を出ていきました。
「現実ならあり得ない展開だけど…私に忠実な人をそばに置いて損はないよね」と主人公が考えていると、「公爵家の人物との仲が改善!名声ポイント+10上がったよ。TOTAL POINT:15」とシステムメッセージが表示されました。
「はぁ…それより面倒なことになったわ」と主人公は溜め息を吐きます。
「ヴィンターが先に動いてくれないと困る。偶然ぶつかっただけの人をこっちから訪ねて行くのはおかしいから。このまま返信がなかったらイヴォンみたいに捜し回るしかないか…」と主人公が考えていると、窓がガタガタと軋み始めました。
窓が勢いよく開かれたかと思うと突風が部屋に吹き荒れ、主人公は倒れてしまい、書類は舞い上がります。
突風が吹き止むと主人公の膝の上に白いウサギが「キュウ?」と鳴いていました。
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悪役のエンディングは死のみ【31話】の感想
褒美は要らないと言うエミリーに最初は何が目的なのかと警戒しましたが、本当のメイドになりたいと願う言葉に安心しました。
ヴィンター攻略に悩む主人公でしたが、突如現れたウサギで何か進展しそうな気配があり、次の話も気になります!
まとめ
今回はピッコマで配信されている「悪役のエンディングは死のみ」の31話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪役のエンディングは死のみ」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。