その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。
交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。
夏のお祭りで、メリッサとイアンはモグラ叩きで勝負をすることになりました。
ここからは、その悪女に気をつけてください、の第39話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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その悪女に気をつけてください【第39話】のネタバレ
「私が先にやる」と先手を切ったのは皇太子イアンでした。
『ちゃっかり先にやんのかい。まぁ、順番なんてどうでもいいけど。結果はわかっているもの』と、メリッサは余裕の表情で見守ります。
メリッサの思った通り、作中で最強騎士のイアンでも初めは未知のゲームに手こずり、ミスを繰り返していました。
しかし、段々と慣れていき、最後には2000という新記録を打ち立てます。
観客もまたその様子に盛り上がり、イアンを讃えます。
「カッコよすぎ」「イケメンなうえにゲームまで上手だなんて!」「若いのにたいしたもんだ」という数々の歓声に、『ケッ!主人公補正のおかげだっての』とメリッサは渋い顔です。
ドヤ顔をしたイアンが景品の人形を受け取ろうとすると、「ちょっとまった」とメリッサが割り込みます。
記憶を塗り替えればもらえるはずだ、と店主に主張します。
ゲームなんてできっこない、とイアンはメリッサを諭しますが、メリッサは聞き入れません。
「初めてのあなたでもできたなら私にだってできるはずです」とメリッサは言います。
身分を隠して来ているので『殿下』と呼ぶのは避けたのですが、イアンは『あなた』と呼ばれたのは少々気に食わない様子です。
そんなことは気にもせず、メリッサは店主を説得してゲーム機にコインを投入します。
主人公の本気
メリッサは目を瞑り、憑依前の自分のゲーム感覚を思い起こします。
「レディー」、とゲーム機から音が流れます。
『モグラ叩きは本能と感が大事。でも一番大事なのは・・怒り!』とメリッサは確認し、「ゴー!」の合図とともに修羅の形相になりハンマーを振り下ろします。
メリッサには、モグラは怒りの対象に見えていました。
浮気をする皇太子イアン、バカにしてくる弟ジェイク、ナインを手にかけようとした狼人間ジャック、とナインはモグラを叩き続けます。
高得点な金色のモグラは当然、金自慢ばかりの貿易商ピーコックです。
全ての男たち、もとい、モグラを叩いたメリッサは5000点と、イアンの2000点を大きく上回り新記録を出しました。
「ふぅ!」と満足げに汗を流すメリッサに対して、イアンもナインもユーリも、あんぐりを口を開けて驚いています。
「私の勝ちですね」と言い放ち、メリッサは見事にぬいぐるみをゲットするのでした。
「はいっ」とそのぬいぐるみはナインに手渡され、「やったぁ!ありがとうございます!」とナインは満面の笑みで抱きしめ、一方のユーリは半泣きで落ち込みます。
ぽかんと魂が抜けているイアンに、「ゲームもまだたくさんあることですし、雪辱を果たしてはどうですか?」とメリッサが言います。
「・・雪辱だなんて。ただのゲームじゃないか。何を本気になっている。でも、そうだな。そなたが望むなら相手してやろう」とイアンは冷や汗を流しながら、苦し紛れに笑みを作ります。
ゲームの行方
カップゲーム、型抜き、ダーツ、パンチングマシーン、バスケットシュートゲームと、メリッサは全てを完璧に攻略し、イアンを圧倒していきます。
次こそは、と意気込んでいたイアンのプライドとメンタルはボロボロになってしまいました。
ナインとユーリは、両手いっぱいに戦利品のぬいぐるみを抱きしめて幸せそうです。
「持ってるの大変じゃない?」とメリッサが聞いても、「メリッサ様からいただいたので持っていたいです!」とナインは言い、「私も!」とユーリが答えます。
ユーリが抱えるぬいぐるみに埋もれている様子を微笑ましく見つめた後、「持ってあげたらどーです?」とメリッサはイアンを肘で突っつきます。
「あ・・ああ!・・ユーリ」とまごつきながら、イアンはユーリの側に立って話しかけますが、「ひとりで持てます。必要になった頼みますので」とユーリばっさり断ります。
そのばっさりとした断りようにイアンは再び固まり、メリッサは余計なことを言ったことを少し反省するのでした。
『あとは・・あれか』と、メリッサは目的のものを探します。
それは、『数多くの新記録を達成した方には商品を差し上げます』という看板でした。
居眠りする管理人を起こして「商品をください」とメリッサが言えば、「青年たちなかなかやるねぇ」と管理人はナインとイアンを見ます。
『私とユーリを連れの女だと思ってるんだ』と少しイラッとしたメリッサでしたが、「商品を受け取りに来たのは私です」と告げます。
管理人は鼻で笑って全く信じない様子で、新記録のスタンプカードをメリッサが渡すとギョッとした顔をします。
「一等賞よこせ」と、メリッサは管理人を睨みつけるのでした。
第40話に続く>>
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その悪女に気を付けてください【第39話】の感想
どんなゲームも圧勝するとはメリッサは流石です。
たかがゲーム、と逃げようとしていたのにドンドン追い詰められていくイアンが哀れです。
ナインとユーリは楽しそうです良いですね。
メリッサが欲しがる一等賞はどんな意味があるのでしょうか。
次の話も楽しみですね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第39話のネタバレと感想をご紹介しました。
「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。