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その悪女に気を付けてください【第41話】のネタバレ・感想|ピッコマ

その悪女に気をつけてください ネタバレ

その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。

交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。

被害者意識ばかりの皇太子イアンに呆れを通り越したメリッサは、説教をし始めるのでした。

ここからは、その悪女に気をつけてください、の第41話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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その悪女に気をつけてください【第41話】のネタバレ

「皇帝うんぬんの前に、私たちはみな同じ人間ですよ。もちろん女性だって同じです。人のことを物のように扱っておきながら、皇太子ってだけで誰からも非難されないと思ってます?」とメリッサは言い、イアンは虚をつかれたように立ち尽くしていました。

「国務をまっとうしてください」とのメリッサの言葉に、イアンは返事ができません。

イアンは現皇后ではなく、侍女の息子でした。

長男ですが、嫡子ではありません。

皇帝に寵愛されているから皇太子ではありますが、現皇后の第二王子と第三王子も皇太子の座を諦めていません。

つまりイアンには、公爵であるポジェプラド家の強力な後ろ盾が必要でした。

小説の中でイアンがメリッサに破談を要求したのは、ユーリの素晴らしい魔法の能力が完全に証明された後です。

イアンは自己中な上に臆病者でもあったのです。

メリッサの脅迫

「帝国の未来のために、ポジェプラド家が殿下よりも優れた息子を支持するかもしれませんよ」とメリッサは脅すように言います。

「はっ・・何だそれは・・」とイアンは動揺して大きく目を見開きますが、その決定権は公爵にあるのだから、とメリッサのそんな意見を一蹴しようとします。

『さすがにそこまで馬鹿じゃないか』とメリッサは考え、「確かに公爵様とジェイクは殿下の味方ですものね」と、メリッサは一度引きます。

ニタッと勝ち誇ったようなイアンに対して、「ですが殿下」と、メリッサは続けます。

ポジェプラド家があえてイアンの後ろ盾にならなければいけない理由はないこと、メリッサがイアンに惚れ込んでいたからイアンを皇太子に推したのだと、そんな話をします。

公爵はメリッサの願いを叶えてくれるのだと、そう印象付けるようにメリッサは根拠をあげます。

こんな庶民のお祭りに行かせてくれること、療養に向かない荒地のリプトンでの休養に快く承諾してくれたこと、そして全使用人の休暇を聞き入れてくれたことの3つです。

どれも、公爵が自らやりそうにないことでした。

「今回の件も、私が話したらどうなるかしら」というメリッサのハッタリに、イアンは表情を取り繕う余裕もないほど動揺します。

『あの公爵が私の言うことなんか聞くわけないじゃん』と、メリッサは知っています。

これらの3つも、言わないか、脅すか、押し切るかして達成した事柄です。

イアンは、メリッサのその言葉をハッタリだと確信できるほど公爵とメリッサの仲を知りませんでした。

「・・・なら私にどうしろと」と、折れたイアンが手のひらで顔を押さえます。

「それはご自身でお考えください」とメリッサは答え、『泣きわめいてすがると思ったのに・・』とちょっとイアンを見直します

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「私とのゲームにも勝てない陛下が、今後起こるだろう帝国のための戦いに勝利できるでしょうか?自信がないなら、どうかその綺麗なお顔のまま、静かに暮らしてください」と、イアンの顔に触れてメリッサ告げるのでした。

「侮辱ではなく、ティアラは本当に似合ってますよ。では」と、メリッサは歩き出し、イアンは少し悲しそうな顔をしながら立ち尽くすのでした。

花火大会

メリッサは先頭を、ユーリとナインは戦利品のぬいぐるみを抱きしめて歩きます。

もうすぐ花火大会が始まろうとしていました。

夜空に多くの花火が打ち上がるのを、メリッサとナインは2人で眺めていました。

『やっぱりヒロインって大変ね』とメリッサは先程の出来事を思い出します。

エリザベス家の面々に遭遇し、ユーリは家族で花火を見ることになったのです。

ユーリの兄2人は、ユーリと出かけたイアンの顔を見るために押しかけてきたようでした。

ユーリに対するそんな過保護な様子に、メリッサは『私の兄弟があんなのだったら家出してたかも』と思うのでした。

小説でユーリは家族愛に溢れている、と書かれていたので、家族で花火を見ることは嬉しいことだろうとメリッサは思っていました。

しかし、メリッサとナインを2人きりにしたくないユーリは、泣く泣くメリッサたちと別れます。

そんな様子を不思議に思うだけで全く気づかないメリッサに対して、解っているナインはユーリに勝利の笑みを浮かべるのでした。

メリッサとナイン

イアンを片付けて満足しているメリッサはいい気分で花火を見ています。

「メリッサ様」と、隣のナインがメリッサに話しかけます。

ちょうど一際大きな花火が多数上がる中、真っ赤な顔をしたナインがメリッサに何かを告げます。

『どうして』と、メリッサはそれを見つめていました。

本来は、このタイミングでイアンのユーリへの告白シーンになるはずでした。

『なんでジェイクがここにいるのよ』と、メリッサはナインの後ろに弟ジェイクを見つけてしまいました。

ナインの言葉はメリッサの耳に入っていません。

ジェイクはうっとりした顔で、カメラを持ってユーリを後ろから追いかけていきます。

メリッサはそれを見て。鬼の形相をします。

イアンを退治して平和を噛み締めていたはずのメリッサは、ストーカー弟のせいで花火よりも派手に爆発する寸前でした。

第42話に続く>>

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その悪女に気を付けてください【第41話】の感想

イアンが破談を嫌がったのは、政治的な理由とメリッサに対する甘えだったのですね。

ハッタリもありますが、理論的にイアンを追い詰めるメリッサは流石です。

ユーリの家族も色々とキャラが濃そうですがちょっとしか登場しないのは残念ですね。

最後は花火の下で告白シーンかと思いきや、ストーカー弟のせいでそんな綺麗にはいかなそうです。

次の話も楽しみですね。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第41話のネタバレと感想をご紹介しました。

「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。