その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。
交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。
花火大会の最中で、メリッサは弟ジェイクがユーリのストーカーをしているのを見つけてしまうのでした。
ここからは、その悪女に気をつけてください、の第42話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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その悪女に気をつけてください【第42話】のネタバレ
ユーリを物陰から隠れて撮影しているのは、弟のジェイクでした。
『あのストーカー野郎・・』とメリッサは怒りに拳を握りしめます。
ナインはちょっと困ったように、急に怒り出したメリッサの視線の先を確認するのでした。
メリッサの悩み
机に突っ伏して悩むメリッサに「お腹が下ってるのでしたら医者を呼びますよ」と侍女のヨナが言います。
「そんなんじゃないわよ・・」と答えれば、「ナインも昨日から具合がよろしくなさそうでしたが、お祭りで変なものを召し上がってあたったのでは?」とヨナは伝えます。
「ナインも?」とメリッサは顔を上げて呟きます。
メリッサは花火大会の時の様子を思い起こしますが、ジェイクの衝撃が大きすぎてあまり思い出せません。
花火が上がる中、そういえばナインが何か言ってたような気もしました。
『そう、問題はジェイク!』と、再び込み上げてきた怒りにメリッサは歯を喰いしばります。
ユーリを守る、という口実で付け回していたのは知っていました。
しかし、ほかの男と来た祭りにまでもついてきて、盗み見だけではなく盗撮にまで手を出し始めたことが、メリッサの怒りの原因でした。
メリッサは、ジェイクを片付けるのは至難の業だと理解していました。
現行犯で捕まえようとしても、得意の隠れ身の術で姿をくらましてしまいます。
『手段を選ばずストーカー行為をやめさせない以上、ユーリのプライバシーは侵害され続ける』とメリッサは悩みます。
この手は使いたくなかったけど、とメリッサはカレンダーを手にします。
「もうすぐ狩り大会ね」とメリッサは侍女のヨナに話しかけ、便箋を用意させます。
また破談の手紙でも書くのかと嫌な顔をするヨナに、「違うから安心して。ただ・・特訓しようと思ってさ。買い物もしたいし」と悪女の顔で笑います。
メリッサは、スナイパーや狩人と呼ばれる弟を、狩るための計画を思いついたようでした。
その頃のナイン
ナインは、落ち込む様子を隠しきれずに部屋の掃除をしていました。
一緒に掃除をする侍女のヘイニーは、「この前お嬢様とお祭りに行かれたのに、浮かない顔してどうしたんです?」と問いかけます。
何事もない、と答えるナインの様子にピンと来たヘイニーは「お嬢様にフラれました?」とストレートに聞きます。
あまりの直球に、ナインは激しく咳き込んでしまいました。
「違います!」と動揺するナインに、「強がらなくてもいいんですよ。私が傷に塩を塗ってしまったようで・・」とヘイニー続けます。
「フラれてません!」とナインは強く言い返しますが、「好きなのは当たってますね」と言われて真っ赤な顔で黙り込んでしまいました。
「お嬢様には婚約者がおられます」とヘイニーは困ったように言いますが、「その男は僕の相手ではないです。メリッサ様はその方に興味がないので」とナインは答えます。
不思議そうな顔をするヘイニーに、「そしてその男ではなく他の方を愛していても構いません。メリッサ様のおそばにずっといられるのなら、それだけでいいんです」とナインは笑います。
「僕はメリッサ様のものですが、メリッサ様が僕のものになる義務はありませんから。だから愛を理由に他の方と争う気もないんです」と言うナインに、私だったらそんなこと言えない、とヘイニーはナインの覚悟の強さに衝撃を受けるのでした。
『でも潔く言うわりには悲しそうな顔』とヘイニーはナインの表情を観察します。
そんな視線を感じてか、「あと、フラれてません。告白に失敗しただけです」と言ってからナインは部屋を後にするのでした。
秋のメリッサ
夏が過ぎて秋がやってきました。
メリッサは、ユーリとナインの3人で外にいました。
「特訓してもう1ヶ月だなんて!この調子なら間に合いますね、来週の狩り大会に」とユーリが笑います。
メリッサは何かの訓練をしていたようです。
来週開かれる狩り大会は皇室主催であり、貴族家の中から代表でひとりずつ出場する決まりがありました。
つまり、男主人公たちが集結するイベントです。
攻撃系魔法の使い手は参加が制限されているので、エリザベス家の代表は回復魔法の使い手のユーリでした。
「私も出場しますよ」というメリッサに、「公爵様と弟様がいらっしゃるのに?」とユーリは不思議そうです。
参加ではなく出場、ということにメリッサの計画の意味があるようでした。
「私が出なきゃいけないんです。計画を遂行するためには・・!」とメリッサは言うと、そばにいる二人を見ます。
「そこでですが、ユーリさんとナインに少し手伝って欲しいことが」と告げるのでした。
第43話に続く>>
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その悪女に気を付けてください【第42話】の感想
ナインとヘイニーの掛け合いはちょっとズレてて微笑ましいですね。
ナインは告白をスルーされてしまって悲しそうで、メリッサの気付かなさもすごいです。
メリッサは1ヶ月もなんの特訓をしていたのでしょうか。
弟ジェイクをやっつけるためにどんな計画を練っているのか気になりますね。
次の展開に期待です。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第42話のネタバレと感想をご紹介しました。
「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。