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悪役のエンディングは死のみ【40話】のネタバレと感想|ピッコマ

悪役のエンディングは死のみ ネタバレ

悪役のエンディングは死のみは、ピッコマで配信されているGwon Gyeoeulの作品で、選択肢を間違えるとすぐに死んでしまうハードモードのヒロインになってしまった主人公が死亡エンドを避け、ゲームクリアを目指していく恋愛漫画です。

サラダを刺せないフォークや肉の表面すら切れないナイフなど、おもちゃのような食器を用意するという使用人の嫌がらせに耐えながらも、主人公は公爵と兄達との食事を終えました。

「今日食事に誘ったのは他でもなく…もうじき開かれる狩猟大会について話があるからだ」と公爵は話し始めます。

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悪役のエンディングは死のみ【40話】のネタバレ

「…狩猟大会?」と聞きなれない単語に主人公が疑問を抱いている間にも話は進んでいきます。

「今回も皇宮の北の森で行われる。皆も知ってる通り今回の大会は特別だ。皇太子が軍を率いて参戦した戦争で従属国となった国の王族らが参加する。各国を代表する貴重な動物も放つそうだ」と公爵は説明します。

参加禁止の理由

「参戦しなかったエカルト家は皇太子側の貴族たちから快く思われていない。今こそ我が家門の力を見せねば。よって貴族会議で今回の狩猟大会にエカルト家も参加する旨を伝えてきた」と公爵は告げました。

狩猟大会については主人公もノーマルモードで説明だけなら見たことがあり、イオカ帝国で四半期ごとに行われ、敗戦国の貴重な動物を狩ることで間接的に圧力をかける行事です。

本物の公女を妬んだペネロペに毒を盛られたイヴォンはストーリーの最後まで狩猟大会に参加はできず、イヴォンが生死をさまよう中そばを離れなかったイクリスの好感度は一気に上昇し、皇太子ルートの最後では悪事を全て知ったカリストによってペネロペは殺されてしまいます。

死に至るエンディングを思い出し、主人公が悪寒を感じていると、「ペネロペ」と公爵から話しかけられました。

「は…はい?」と主人公が返事をすると、「お前の参加禁止の解除が議決された」と公爵から伝えられます。

「え?参加…禁止ですか?」と主人公が聞くと、「ああ、どうする?」と公爵に参加を聞き返されます。

「どういうこと?前回の大会で何かやらかしたの?」と主人公が考えている間にも「参加するならお前の狩猟道具も手入れをさせよう」と公爵が言い、「父上!コイツにまた狩猟道具を持たせるとは…本気ですか?」とレナルドが抗議の声を上げました。

「去年のこと、もうお忘れですか!あれ以来貴族の女たちがコイツを閉じ込めろとどれだけ騒いだか…!」と敵意を剥き出しにされた視線をレナルドから向けられます。

「私が何をしたって言うの」と主人公が聞けば、「とぼけんなよ!」とレナルドに指を差されます。

「だって本当に知らないんだもの」と主人公が思っていると、「普通の貴族令嬢なら興味すら持たない石弓を欲しがった。当日、茶会でケリン伯爵令嬢をその石弓で殺すと暴れたあげく、近衛兵にみっともなく押さえつけられたのを忘れたのか?」とデリックから冷たい視線を向けられました。

「それでエカルト家ではチンパンジーにも石弓を持たせるって噂が流れたっけな」とレナルドが皮肉な笑みを浮かべますが、主人公は「そうだったんだ。確かにすごいけど…最悪の悪役だもの。それくらい暴れないとね」と冷静に状況を把握します。

「そのくらいにしておけ、本人も十分反省しただろう」と公爵は兄達を制止すると、「…エカルトの言葉は気高いぞ、覚えてるなペネロペ」と主人公に問いました。

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「もちろんです。ご心配なさらないでください」と主人公がすまし顔で答えると、レナルドは唇を嚙みました。

「いいだろう。話はこれで終わりだ」と言って公爵がベルを鳴らすと、デザートが運ばれてきます。

食器の嫌がらせの犯人

「まだ何も食べてないのにデザート?」と主人公が不満を抱いている間に、「ドナー夫人、休暇はゆっくりできたか?」と公爵は使用人に声をかけました。

「はい。久しぶりに厨房に戻って嬉しい限りです」とドナー夫人は答えながらもデザートを食卓に並べていきます。

公爵とデリックには紅茶、レナルドはクッキーと好みによって用意されていることに気がついた主人公は「ペネロペには何が出るかな。私はデザートなら何でもいいけど…」と自分の前に置かれたデザートに視線を向けました。

真っ白なプリンを置いたドナー夫人は、公爵達には聞こえないように小さな声で主人公のことを笑いました。

主人公が「この人だ」と確信しながらドナー夫人の顔を見ると、ドナー夫人は小さく笑みを浮かべます。

「厨房を取り仕切ってて、この3人の好みを熟知している人。全く使えなかったさっきの食器も彼女の仕業だろう。ケンカ…売ってるのかな」と推測した主人公はスプーンをわざとテーブルから落としました。

「あら、ごめんなさい。手が滑ったわ。新しい者を持ってきてくれる?」と主人公がお願いすると、ドナー夫人は「承知しましたお嬢様」と頷きます。

「ペネロペだったら、あの何食わぬ顔にスプーンを投げつけてここを出たのかな」と思った主人公でしたが、すぐに「いやそんなはずない」と考えを改めます。

「呼ばれなくても必ず食事に来たとペンネルが言ってた。その時間以外は誰もペネロペを相手してくれなかったから。一家団欒の中にひとりだけ仲間外れにされ、疎外感と惨めさに耐えながらも参加してた食事…」と主人公はペネロペの食卓を想像します。

「エカルトの狂犬も食堂だけでは暴れることができなかった。公爵が自分と食事をしてくれなくなるかもしれないから。お腹が空いても苛立ってもひたすら我慢。家族と一緒にいられる唯一の時間を奪われてはいけないから。でも私は違う」と主人公はスプーンを拾うドナー夫人に視線を向けました。

もう一つのスプーンも落とし「あら!また手が滑っちゃった」と言う主人公に、「…何をしてるだらしないぞ」と公爵が注意します。

「すみませんプリンがすくいにくくて…」と謝る主人公に、兄二人も怪訝そうな顔で様子を窺います。

「………大丈夫です、お嬢様。では私はこれで失礼…」と立ち上がろうとしたドナー夫人の前に、主人公はナイフやフォークなどを一気に落としました。

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悪役のエンディングは死のみ【40話】の感想

イヴォンは参加できなかったとはいえ、ノーマルモードでも重要なイベントだった狩猟大会に主人公は参加するのかどうか今後の展開が楽しみです。

前回の話で「やられっぱなしはごめんだわ」と考えていた主人公ですが、ドナー夫人の前に食器を落とし一体どうやってやり返すつもりなのか、次の話も気になります!

まとめ

今回はピッコマで配信されている「悪役のエンディングは死のみ」の40話のネタバレと感想をご紹介しました。

「悪役のエンディングは死のみ」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。