先日、武器屋で出会った男性マクスがレジスの弟子だと知ったジュベリアン。
ジュベリアンはレジスは自分を愛していないと思っていますが、実はレジスはジュベリアンをとても大切な存在だと思っていたのです。
そんなレジスを理解出来ないマクス。
レジスは、お前もいつか自分の全てを捧げられる人に出会えるだろう…とマクスのことを想うのでした。
そんな中、執事のデリックから、またミハイルから手紙が届いていると知らされるレジス。
「ミハイル?」
「あの者がなぜ?」
レジスの表情はみるみる殺伐としたものに変わっていったのでした。
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お父さん、私この結婚イヤです!【7話】のネタバレ
デリックによると、ミハイルはジュベリアンに手紙の返事を求めているようでした。
しかもミハイルからの手紙は、まだジュベリアンが自分を好きで、気を引く為にそんなことを言ったのだと勘違いしている上に、ジュベリアンを馬鹿にしているような内容が書かれていたのでした。
レジスはデリックが怯んでしまうような恐ろしい表情で、ミハイルからの手紙はジュベリアンの手元に届くことがないよう全て燃やせと言うのでした。
ローズマリーからの招待状
庭でお茶をしているジュベリアンのもとに下女のメリリンから鼠は駆除されたと知らせが入ります。
喜ぶジュベリアンにメリリンが手紙を渡します。
それは、アルロ伯爵家のローズマリーの誕生パーティーへの招待状でした。
ローズマリーは悪女だったジュベリアンを消そうとした人物の1人だったのですが、今はまだ関係が悪くないので、自分の短命の危険要素を消す為、ローズマリーに返事を出すことにしたジュベリアン。
メリリンともう1人の下女のセリに、庭の花、それとリボンとレースを用意するように言います。
ジュベリアンからの手紙が押花とリボンで彩られたとても可愛らしいものだったこともあり、美しいジュベリアンに憧れていたローズマリーは、下女から注意を受けてしまうくらいに大喜びしていました!
かつて話しかけたのに無視されてしまい、悲しい思いをしたことも忘れて、すぐに返事を書いたローズマリーだったのでした。
ジュベリアンの真似をして押花とリボンでデコレーションしたローズマリーからの返事を可愛いと微笑みながら読むジュベリアン。
初めて出来た友達とジュベリアンが手紙のやりとりをしている様子を見て、喜んで涙を流すメリリンとセリなのでした。
そして、ローズマリーが自分に憧れていると知らないジュベリアンは、自分に期待する何かがあるのだと変な勘違いをしてしまうのでした。
社交会での噂
社交会では集まった女性たちがジュベリアンから手紙の返事が来たことを信じられないと話していました。
悪女だったジュベリアンは皇室の宴会しか参加しなかったのにと、ローズマリーの誕生パーティーに参加することに驚いています。
何か企んでいるのではないか、とさえ言う女性もいました。
そして今は、ジュベリアンがローズマリーに送ったことで、押花とリボンでデコレーションした手紙が流行っているとのことでした。
女性たちの噂話を少し離れたところで聞いていた男性。
その男性は、なんとミハイルだったのでした。
怒るミハイル
屋敷に帰ったミハイルは、執事にローズマリーの誕生パーティーに参加するとアルロ伯爵家に伝えるように言います。
そして自分宛ての手紙はなかったか尋ねますが、執事は届いていないと答えるのでした。
執事が部屋を出て行くと、ミハイルは飲んでいた紅茶のカップを床に叩き付け、自分の手紙だけ無視されていることに対し怒りで震えます。
ミハイルはあまりの怒りで血が滲むほど手を強く握りしめながら、ジュベリアンに「後悔するといい」と心の中で叫ぶのでした。
>>8話に続く
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お父さん、私この結婚イヤです!【7話】の感想
ローズマリーがジュベリアンからの手紙に大喜びしているシーンがとても可愛いかったです!
ローズマリーにはぜひこのままジュベリアンと仲良くなって欲しいです。
ジュベリアンが送った手紙もとても可愛くて素敵でした!
そして自分はあんなにジュベリアンに冷たくしておいて、手紙の返事が来ないと怒る謎の男、ミハイル(笑)
せっかくレジスがジュベリアンと引き離そうとしているのに、ローズマリーの誕生パーティーにも行こうとしているし、どっちがストーカーなのか分からない気が・・・。
次回、どうなるんでしょう?
まとめ
お父さん、私この結婚イヤです!【7話】は、ジュベリアンとローズマリーの手紙のやりとりを中心としたお話でした。
ローズマリーは、小説の中ではジュベリアンを陥れる人物の1人だったようですが、今のところはジュベリアンに憧れて好意を持っているようですね。
ジュベリアンが自分にだけ返事をよこさないことに怒ったミハイルはこれからどう絡んで来るのでしょうか。
続きが楽しみですね。