ジュベリアンのお見合いリストにマクスの名前を見つけたレジス。
そこに突然、皇帝陛下から入宮せよ、との指令が入ったのでした。
皇帝に弱みを握られているレジスは無理な指令を受けるしかありませんでした。
そんな様子を見ていたマクスは、レジスに失望します。
「人はその弱点を守るためにもっと強くもなれるんだ」と言うレジスの言葉の真意を確かめる為、レジスを揺るがす元凶を直接確かめに向かうのでした。
一方、ミハイルの屋敷を訪れたラジアンは、ジュベリアンがカフスボタンを購入していたとミハイルに伝え、それを信じたミハイルは、ジュベリアンへ怒りを向けるのでした。
そしてその夜、本を読んだまま眠ってしまったジュベリアンのもとに黒い影が近づいて来たのでした。
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お父さん、私この結婚イヤです！【10話】のネタバレ
ジュベリアンの寝室に入って来たのはマクスでした。
ベッドで無防備にスヤスヤと寝ているジュベリアンをいつ殺されても文句は言えないな、と見下ろすマクス。
いまにも殺せそうだ、とジュベリアンに手を伸ばすと、突然ジュベリアンが起き上がりました。
驚くマクスにジュベリアンは「どなたか知りませんが帰る家を間違っていませんか？」と言います。
全く恐がる様子もなくここはフロエン公爵邸だと話すジュベリアンを不思議に思うマクスですが、いつもの殺伐とした表情で知っていて訪ねたと答えます。
それなら考え直した方がいいと言うと、ジュベリアンは「私が死ぬまでまだ1年も残っているのに…」と呟きます。
それを寝言かとマクスが考えていると、ジュベリアンがランプに火を灯すのでした。
明るくなり、マクスがレジスの弟子の青年だと気付いたジュベリアンは安心して微笑みかけました。
その顔を見て、マクスはジュベリアンが先日武器屋で会った女性だと気付いたのです。
本当は恐かったジュベリアン
恐がる素振りを全く見せなかったジュベリアンでしたが、真っ黒な人影が自分を見下ろしていたので、初めは泥棒か自分を狙った刺客かと思っていました。
過去に悪いことばかりして来た自分を恨みましたが、原作でのメイン悪役である自分がこんなところで死ぬ訳がない、と自分を奮い立たせていたのでした。
幸いそこにいたのはレジスの弟子のマクスだったので、これからは戸締りに気を付けようと思うジュベリアンだったのでした。
豹変したマクス
「おいお前」
公女である自分に敬語を使わないマクスに、いくら弟子だとしても礼儀を守るようにと注意するジュベリアンでしたが、マクスは全く聞く耳を持ちません。
夜中に無断侵入した挙句、乱暴な言葉遣いをしてくるマクスにイライラしたジュベリアンは、心の中で、お父さんの弟子じゃなければボコっとやっているのに！、と思います。
夜中にジュベリアンの部屋から聞こえる話し声に気付いた騎士たちが、ジュベリアンの部屋のドアをノックしました。
ジュベリアンが返事をしてベッドから立ち上がりドアの方へ向かおうとすると、突然マクスがジュベリアン腕を掴み、首に剣を当てて来たのでした！
>>11話に続く
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お父さん、私この結婚イヤです！【10話】の感想
ジュベリアンの部屋に侵入したのはやはりマクスでしたね！
怒るミハイルじゃなくてよかった～(笑)
私はてっきりマクスは武器屋で会った時からジュベリアンだと分かっていたのかと思ったのですが、この時まで気付いていなかったんですね。
恐がる様子を見せなかったジュベリアンが、内心自分がして来た悪い過去を後悔しているところや、ものすごい悪い顔をバックに、皇女の成人式をぶっ壊すことが私の役目だから死ぬはすがないと自分を奮い立たせるシーンが面白かったです！
もしかしたら、これから少しずつ仲良くなって行くのかな？なんて読んでいたのですが、マクスが突然ジュベリアンに剣を突き付けちゃいました！！
次回、どうなるんでしょう？
まとめ
お父さん、私この結婚イヤです！【10話】は、皇太子マクスとジュベリアンが再会するお話でした。
ジュベリアンはまだマクスが皇太子だと知らないようで、タメ語で話してくるマクスにイライラしていました。
でも侵入して来たのが自分の命を狙う刺客ではなく、レジスの弟子のマクスでホッとしたジュベリアンでしたが、ジュベリアンの部屋を下女がノックした途端、突然ジュベリアンの首元に剣を突き付けるマクス！！
続きが楽しみですね。
