恋愛

その悪女に気を付けてください【第67話】のネタバレ・感想|ピッコマ

その悪女に気をつけてください ネタバレ

その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。

交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。

問題のケリをつけようと決心したメリッサは、避けていたナインを探し出してデートに誘うのでした。

ここからは、その悪女に気をつけてください、の第67話のネタバレになりますので、ご注意ください。

\随時更新中!/

その悪女に気をつけてください【第67話】のネタバレ

「走ってきたでしょ。髪ボサボサじゃん」とメリッサは笑い、『そういうメリッサ様だって・・』とナインはメリッサの汗だくな様子にドキッとします。

「美味しいもの食べに行こう。前に約束したでしょ?」とメリッサはナインに手を差し出します。

ナインは今度こそ追い出されると覚悟していました。

前回ナインはメリッサに対する執着心から度を越す言動をしてしまい、「むしろ私があなたを守るべきよ。雇い主だからね。自分の立場わかってる?あなたは執事、強いていうなら友達よ」とメリッサに言われてしまいました。

『遠くから見てるだけでもいいと思ってたのに』と、ナインはメリッサを見つめます。

その視線を受けて「何よ。嫌なの?」とやや頬を赤らめてメリッサは言い、『そのためにもこの気持ちを押し殺そうと思っていたのに。・・愛おしくてたまらない』とナインの気持ちは昂ります。

「いいえ。好きです」とナインは答え、『胸が張り裂けそうなほど。どうしようもないくらいにあなたが』と心の中で付け足します。

メリッサはそれを聞いてさらに顔が真っ赤になり、「好きです・・美味しいもの」とナインは真っ赤な顔を手で隠しつつ、誤魔化すように言いました。

「だ・・だだだよね!美味しいものね!?美味しいものはみんな好きよね!?」とメリッサは動揺し、「・・はい」とナインは顔を隠したまま答えます。

お互いに真っ赤になったままバタバタして、『死にそう』と二人とも下を向くのでした。

お店探し

二人は馬車に乗って街に向かっていました。

何かしら行動に移せば解決すると思ったメリッサは、ナインを連れて屋敷を飛び出しましたが目的地が決まりません。

「何でもいいですよ」とナインは言いますが、「わかったわ。でもね、ナイン・・どこに行けばいいかわからないの・・」とメリッサは困ったように答えます。

メリッサは憑依してから自分のことでずっと忙しく、ナインも人間の世界に逃げてきてからずっとメリッサと一緒にいたのです。

どちらも美味しい店の情報など持っていませんでした。

メリッサは、ヨナにオススメの店を聞いておくきだったと後悔します。

ナインは食べ歩きでもいいと言いますが、メリッサはそれではダメだと思っているので悩みます。

こうなったら直感で行こうと決めたメリッサは、適当な店の前で馬車を止めました。

「メリッサ様、普通は逆じゃないですか?」と、降りるナインをエスコートするメリッサに向かってナインは笑います。

「何よ。私のエスコートが嫌なわけ?」とメリッサは拗ねたように言いますが、「いえ、すごく嬉しいです」とナインは笑ってその手を取るのでした。

入った店は、どこもかしこもピンクとハートで溢れた内装で、店員もピンクのフリルのメイドスタイルです。

『やらかした・・!!』とメリッサは驚き、公爵の悪趣味な接待だった悪夢の応接間のシーズン2かと思います。

『せっかく可愛い赤ちゃん狼を連れてきたのに何よこの店!誰か夢だって言って!』とメリッサは嘆き、ナインへのベタ惚れが無意識に侵食していることに気づきません。

スポンサードリンク

「当店では只今カップル限定で特別なサービスを実施中なんです!」と店員が言い、イベント中だからこんな状態なのかとメリッサは納得します。

「ナイン、嫌なら出る?」とメリッサは振り返ってナインに声をかけますが、「メリッサ様が嫌でしたら・・」とナインは真っ赤な顔でモジモジしながら答えます。

「あらあら!彼氏さんったら恥ずかしがり屋さんなんですね」と店員は笑い、「彼氏では・・ありません」とナインは姿勢を正して答えます。

「その・・僕なんかが・・」とニヤつきを堪えているナインを見て、『よ・・喜んでる・・!彼氏だと思われて明らかに喜んでる!』とメリッサは衝撃を受けます。

その顔を嫌なのだと思ったナインは「メリッサ様が嫌でしたら出ましょう」と涙目になり、「いやいやここにしよう!」と慌ててメリッサは答えます。

メリッサの動揺

メリッサは今まで自分を鈍感だと思ってはいませんでした。

いままでナインが尽くしてくれているのは、純粋なナインのただの優しさだと思っていました。

『私のことが好きだったからだとしたら・・鈍感にもほどがある!!』と、メリッサは床をのたうちまわりたい気持ちになって、真っ赤な顔を両手で隠します。

慣れない感情に、メリッサの思考はパニックになっていました。

「メリッサ様??」と問いかけるナインの声に、「何にするか決めた?」とメリッサは顔を上げて務めて冷静な声を出します。

「ずっと黙ったままだったので、さっき注文しておきました・・」とナインは申し訳なさそうに言って、メリッサは固まります。

色々と考えている間に時間は進んでいたようですが、メリッサには記憶がありません。

「おっと、ごめんよ」とメリッサは冷や汗をかいて謝り、「ナインとこうやって話すのも久しぶりよね」と仕切り直します。

「ナインが怒ったあの日のことだけどさ。ナインの気持ちをくみ取ってあげられなくてごめん。心配してくれているのにあんなこと言っちゃって。・・でも、計画は変えられそうにないわ」とメリッサは言います。

これからは気をつけると言いながら、それでも危険がないわけではないので、嘘をつきたくないメリッサは言い淀みます。

「僕こそ感情任せでメリッサ様の意見に不服を唱えてしまい申し訳ございません」と、ナインは先程の赤面もなく真面目に謝罪します。

急にロマンス要素の消えたナインの様子にメリッサは少し戸惑いながらも、「謝らないで。お互い様ってことにしましょ。ただ仲直りしたかっただけだから」と答えます。

予想してたよりも重いナインの謝罪に、メリッサは自分の謝罪が軽いような気がしていました。

「もう二度とメリッサ様に不快な思いはさせません。僕はメリッサ様に忠実な執事ですから」と言うナインは、少し寂しげに見えました。

それを見たメリッサは、『これは鈍感な私でもわかる。今、ナインは私と一線を引こうとしてるんだ』と悟ります。

「好き。ナインは、私のこと好き?」と、メリッサはナインをまっすぐ見て問いかけるのでした。

第68話に続く>>

\随時更新中!/

その悪女に気を付けてください【第67話】の感想

ナインのメリッサに対する思いが溢れてますね。

メリッサは慣れない感情に混乱気味です。

メリッサとナインは無事にお互いの想いを話せるのでしょうか。

次の話も楽しみです。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第67話のネタバレと感想をご紹介しました。

「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。