全ては勘違いだった、はG-ANNE原作、MIM作画の恋愛漫画です。
前世で読んだ小説の悪女ドルーア・バローズに生まれ変わっていることに気付いた主人公は、処刑を避けるために動き出します。
ノクターンは誰も知らないはずのアリスの居場所を知っており、ドルーアは驚くのでした。
ここからは、全ては勘違いだった、の第13話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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全ては勘違いだった【第13話】のネタバレ
「アリスがそこにいるってなんで知ってるの?」とドルーアは動揺します。
それを知っているのは、ドルーアとメイドのサディだけのはずでした。
「あなたサディを洗脳したの?」とドルーアが問えば、「洗脳とは違う」と気まずそうにノクターンは視線を外します。
「催眠というほうが正しい」とノクターンが言って、「ええ?ってことは・・!」とドルーアはノクターンが認めたことに驚きます。
「お前も知ってるんだろ?だからあの日僕を見て怖がってたじゃないか?」とノクターンは言って、ドルーアはさらに困惑します。
ドルーアがノクターンの秘密を知っていると確信しながら、ノクターンはお茶会に招待するくらいでドルーアに直接は何もしてきませんでした。
ドルーアにはそれが理解できません。
ノクターンの力は公爵家を乗っ取れるくらいにはあるはずなのです。
「だけどあの時一度だけだった。お前は僕を信じないだろうけど・・。でももう一度言っておく」と、ノクターンは困ったような顔をします。
ノクターンは荒い呼吸をしており、苦しそうに見えました。
ドルーアは聖水をちらりと見て、『いつもなら好意だと思ったはずの凄いプレゼント。混乱する』と考えます。
「僕はお前を監視したことはない。そしてこれからも」とノクターンが言った時、扉を叩く音がしました。
訪問者
「クレイモア様がいらしてます」とメイドは言って、『主人公と悪党が同じ所に・・嫌な予感がする』とドルーアは悩みます。
ドルーアはアーロンに別の応接室で待ってもらおうと思いますが、ノクターンは帰る気はないようでした。
「お前の婚約者も連れてこいよ。リモランド令嬢はいないけど、これをお茶会の代わりにだと思えば悪くないだろう」とノクターンは言います。
それでもドルーアはアーロンとノクターンを合わせたくないと思いますが、アーロンは既に扉の向こうにいたようでした。
「他の応接室に行くのはもう遅いですね、ドルーア。こんにちは、エドガー閣下」とアーロンがメイドの後ろから姿を表します。
アリスの予知夢
その夢の中ではドルーアの姿は焦点が合わないようなボヤけた様子で、声も電波の悪いラジオのように飛び飛びです。
バローズの前にはノクターンが立っています。
バローズがノクターンと距離を置きたいと訴え、「お前、僕を捨てるつもりか?」とノクターンは問いかけます。
「私を大切に思ってる?違うでしょ?私はあなたよりアーロンが大切なの。もうあなたとの関係はどうでもいい。だからもう友達ごっこもやめよう」とドルーアは言います。
「ああそう?そんなに大切か・・」とノクターンが暗く答えた時、扉が開いてアリスとアーロンが入ってきました。
ノクターンがアーロンをじっと見ると、アーロンは突如剣を抜いてアリスを刺し殺し、そして今度はその剣で自分の喉を突きました。
アリスもアーロンも無表情で悲鳴すらあげません。
「じゃあもう、我慢する必要もないな」とノクターンは言い、ドルーアは悲鳴をあげます。
「ハッ!!」と、そこでアリスは目覚めました。
どうやら椅子に座ったままうたた寝をしていたようでした。
『エルンハルトに来る前に見た夢なのに』と、アリスは恐怖で冷や汗をかいて手がぶるぶると震えます。
それこそが、アリスが見たお茶会の予知夢でした。
アリスがエルンハルトに逃げて、すでに10日が経っていました。
「お嬢様、出発の準備ができました」と外から声がかかり、「はい!今行きます」とアリスは支度を開始します。
アリスはノクターン・エドガーのいる首都に帰ることに恐怖を抱いていましたが、準備を整えた今、帰ることに決めました。
『エドガー公爵が黒魔法を使ってることを知ってるだけで、彼が私に近づいた理由もドルーアに拘る理由もわからない。私の力になる新しい予知夢も見れてない』とアリスは現状を振り返ります。
それでも今できる対策をアリスは練りました。
夢で見たノクターンの情報を整理して、黒魔法についての書籍をたくさん読みました。
アリスはエルンハルトに単に逃げるために来たのではなく、ノクターンと戦う準備をするために来たのです。
黒魔法使いの魔法から身を守ることのできる聖物も手に入れました。
これがあれば催眠魔法は避けられるとアリスは考えます。
アリスは自分と友達であるドルーアの命を守ると決意します。
ドルーアの気持ち
目の前にノクターンとアーロンが揃ったことに、ドルーアは戸惑っていました。
『アリスにお茶会に行かないよう言われたけど・・今ここがまさにお茶会の会場って感じだわ!』とドルーアは思います。
「お茶会が取りやめになった翌日、このように顔を合わせるなんて奇遇ですね。ところであなたは具合が悪いと言ってませんでしたか?」とノクターンが問いかけ、「当日までは体調が優れませんでした」とアーロンは答えます。
ノクターンは両手をポケットに入れたまま、無言でアーロンを見つめます。
「だから婚約者が体調を崩してるのに今日になってやっと伺えたんですよ」とアーロンは説明して、『騎士がこんな上手に嘘つけるの?』とドルーアは少し驚きます。
「閣下は何の御用でバローズ邸にいらしたんです?」とアーロンは問いかけ、「特別な理由が必要ですか?」とノクターンは返します。
「いくら仲良くても用件もないのに約束せず、訪問するのは無礼なことです」とアーロンは笑って、「あなたが気にすることではありません」とノクターンは表情を変えずに答えます。
2人の間にはまるで火花が散っているように見えました。
「もうすぐ結婚する仲です。関係なくありません」とアーロンが言うと、ノクターンはあからさまにムスッとした顔をします。
『顔を見るだけで怖い』と、ドルーアはそんなやりとりを視線を外して聞いていました。
そんなドルーアに気づいたアーロンは近寄ると、その手を強く握ります。
アーロンとドルーアが見つめ合うのを、ノクターンはじっと見るのでした。
第14話に続く>>
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全ては勘違いだった【第13話】の感想
ノクターンからはドルーアに対する独占欲が感じられますね。
アリスがみたお茶会の予知夢はなかなか過激でした。
アーロンとノクターンの争いはどう終わるのでしょうか。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「全ては勘違いだった」の第13話のネタバレと感想をご紹介しました。
「全ては勘違いだった」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。