全ては勘違いだった、はG-ANNE原作、MIM作画の恋愛漫画です。
前世で読んだ小説の悪女ドルーア・バローズに生まれ変わっていることに気付いた主人公は、処刑を避けるために動き出します。
ノクターンはシェリル・ボルナインを洗脳したと告白し、ドルーアは驚きます。
ここからは、全ては勘違いだった、の第22話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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全ては勘違いだった【第22話】のネタバレ
「長い間かけてた訳ではないんだ。一時的な催眠を3回位・・?だから目つきや行動に大きな変化がなかったんだ」とノクターンは言います。
「じゃあボルナイン侯爵令嬢が私を敵対視しているのは、全てあなたの洗脳のせいってこと?」とドルーアが聞けば、「別にお前に意地悪しろとは言ってないよ。正確に言うと、僕を愛すように催眠をかけた」とノクターンは答えます。
「正気なの・・?」とドルーアは言って、『一体いつから?ノクターンにとって人の心はそんなに軽いものなの?』と幼少期のシェリルの姿と先程の彼女の姿を思い出します。
「人の心ってそんなに軽いものなの?」とドルーアが言えば、「言っておくが先に僕を弄ぼうとしてきたのはボルナイン令嬢だぞ」とノクターンは答えます。
「僕が子供の頃、寂しそうにしてる僕に親切にして仲良くなって、優越感を感じようとする子が多かったんだ。中には僕をからかおうとする子もいた」と言うノクターンの言葉に、『ええ・・?』とドルーアは戸惑います。
「だから催眠もあの時にかけた。心にいたずらをしても正当防衛だと思ったんだ。他に確認したいこともあったし」とノクターンは言って、ドルーアは衝撃を受けます。
『忘れてた。ノクターンと知り合って間もない頃、ボルナインはこんなことを言っていた。ノクターンが聞いたら傷つくと思って隠してたけど、知ってたんだ。心が痛い・・。ノクターンは全部知ってたんだ』と、ドルーアは理解しました。
その心の痛みは、ノクターンにシェリルの本心を伝えていなかったことに対するものだけではありませんでした。
『その当の本人は平気なのになぜか私の心が苦しい。じゃあ、私も理由があって近づいたって気づいたのかな・・?ノクターンの話に傷を感じる』と、ドルーアは自身の打算もノクターンが知っていたのではないかと恥ずかしくなります。
『ところで今更なんでこんな話をするの・・?』と、ここでドルーアは話の流れに疑問を持ちます。
ノクターンの告白
「このあいだ応接室で話した後、じっくり考えてみたんだ。お前が言ったんだよな?僕はお前を特別に思わないって。おもちゃ扱いするから離れたほうがいいって。正直ショックだったよ、バローズ。僕はそんなの全く・・違うんだ」と、ノクターンは寂しげに目を伏せます。
「ええ?今更私が特別だとでも言うつもり?」とドルーアが驚いて聞けば、「ああ」とノクターンはあっさりと認めます。
「だからお前に謝りたいんだ」とノクターンは言って、『私が特別?謝りたい?』とドルーアは混乱します。
それはドルーアが子供の頃、何度も聞きたかった言葉でした。
『ひょっとしたらノクターンは悩みに悩んでやっとこの話を切り出したのかもしれない。ノクターンの話に傷が感じられるのと同じで、複雑な感情かも・・』と、ドルーアは考えます。
しかし、『でもノクターンはアーロンについて失礼なことを言ったと謝った日、私に招待状を差し出した。そしてノクターンはそのお茶会で、アーロンとアリスを殺害していたかもしれない』と、ドルーアは思い直します。
ドルーアは、ノクターンよりアリスの予知夢を信頼しているのです。
「今度も私達3人をお茶会に招待するつもり?」とドルーアは怒り、『気分悪い。ノクターンに謝られても信じられない』と考えます。
「もうそんなことしない。きちんと謝るよバローズ。僕のやり方ではなく、お前のやり方で。そうだ・・全部お前の望む通りにするよ」とノクターンは言います。
「何を謝るっていうの?私を試したこと?」と、ドルーアはその言葉にさらに怒ります。
ドルーアの反論
バローズ邸に幼少期に一度も来なかったこと、ドルーアが好きと言ったものをくれと言ったこと、ドルーアが嫌いな人と仲良く話したことなど、過去の嫌だったことがドルーアの口から溢れ出します。
「そんなのはくだらない子供のいたずらよりも酷いものだった」とドルーアは吐き捨てて、「・・バローズ」とノクターンは小さく呼びかけます。
「それを謝ってるんじゃないよね?じゃあ何?アリスとアーロンを監視したこと?それも私に謝ることじゃないわノクターン!何を謝りたいの?何をやり直したいの!?」と、ドルーアは問い詰めます。
何も答えられないノクターンから遠ざかるように後退りしたドルーアは、ヒビの入ったバルコニーの手すりまで来てしまいました。
「バローズ、危ない。危ないからまずバルコニーに手すりから離れて・・」とノクターンがドルーアの手を掴みます。
ドルーアがその手を払い除けた瞬間、アリスからもらったペンダントが発光しました。
ペンダントの反応
「うっ!」とその光を浴びたノクターンは苦しそうに俯き、「ノクターン!?」とドルーアは驚きます。
『ペンダントが・・触れただけなのに?アリス、一体私に何をくれたの?』とドルーアは戸惑います。
「そのペンダント・・何だ?」と立ち直ったノクターンは問いかけ、ドルーアは距離をとったまま答えません。
「前にも言ったろ。お前を監視したことはないって。監視なんてしない。それ・・僕がお前を傷つけると思って準備したのか?」と、ノクターン傷ついたような顔をして聞きました。
『ええ、その通りよ。それでつけたペンダントよ。だけど・・』とドルーアは言葉を飲み込んで、「それが何?これはアーロンとおそろいのペンダントよ。なんでそんなに過剰反応するのかわからないわ」と答え、ノクターンはため息をつきます。
「・・ああ。それで安心するなら好きにしろ」とノクターンは言って、「あなたに言われなくても好きにするわ。私のことよりあなたはどうしたの?今更特別だとか望む通りにやるとか。ノクターン、あなたにとって私は何なの?」とドルーアは問います。
視線を逸らすノクターンに、「私達は一体どういう関係!?」とドルーアは叫ぶのでした。
第23話に続く>>
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全ては勘違いだった【第22話】の感想
ドルーアの怒りは最もですが、ノクターンは言葉が足りませんね。
そんなノクターンでも、苦しそうにすれば心配してしまうドルーアは優しいです。
ドルーアの問いにノクターンはどう答えるのでしょうか。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「全ては勘違いだった」の第22話のネタバレと感想をご紹介しました。
「全ては勘違いだった」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね