全ては勘違いだった、はG-ANNE原作、MIM作画の恋愛漫画です。
前世で読んだ小説の悪女ドルーア・バローズに生まれ変わっていることに気付いた主人公は、処刑を避けるために動き出します。
ドルーアのネックレスはノクターンを攻撃して、ドルーアはショックを受けるのでした。
ここからは、全ては勘違いだった、の第24話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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全ては勘違いだった【第24話】のネタバレ
アーロンは倒れたシェリルに気を取られている間に、ドルーア見失ってしまいました。
『ドルーアはどこに行ったんだ?』とアーロンが会場を歩き回っていると、バルコニーの入り口に立っているアリスを見つけます。
『アリス・・?どうしたんだろう?不安そうにして・・。バルコニーに誰か・・もしかしてドルーア?』と、アーロンは入り口とアリスを観察します。
やがて決意したようにアリスが入り口へと歩き出し、『じゃぁ、エドガー公爵も?危ないかもしれない。あ・・剣が・・ない』と、アーロンは剣を置いてきたことを思い出して戸惑います。
ノクターンと対峙するなら、アーロンとしては剣を用意したいところでした。
すると、アリスが扉に手をかける直前にカーテンが翻って、ノクターンが出てきました。
アリスとアーロンは警戒しますが、ノクターンはちらりと顔を見るだけで何も言わずに立ち会っていきました。
アリスはそのままバルコニーの外へと向かい、アーロンは去っていくノクターンの背中を見つめます。
『エドガー公爵・・。考えてみれば変だ。バローズ邸で彼女と話した時、僕はエドガー公爵の魔力に負け内傷を負って血を吐いたが、ドルーアは全くケガしなかった。ということは・・まさか!』と、アーロンは何かに気付きます。
ノクターンとアーロン
ノクターンは月の照らす野外の庭園まで出てきていました。
「ノクターン!何を謝りたいの?何を戻したいの!?私はあなたが怖いの。私達の間には信頼がないから。アーロンを殺そうとしたの?」と言うドルーアの言葉を、ノクターンは思い出していました。
「ううっ・・!」と、ノクターンはペンダントで怪我を負った右手で顔を抑え、呻き声を上げます。
「本当に悪魔みたいね。あなたの正体を知れば怖がらない子はいないでしょう。何も知らない子を壊す前に私が・・」と、囁く誰か声をノクターンは思い出して、更に苦しそうな顔になります。
「ノクターン・エドガー!」とふいに呼ばれてノクターンが振り返れば、そこにはアーロンが立っていました。
「何度も呼んだんですがやっと気づいたようですね」とアーロンは言って、ノクターンは無言でアーロンを眺めます。
「手は・・ケガされたんですか?」とアーロンは問いかけ、ノクターンはまだ答えずにじっと見ます。
『この感じは・・。バローズがしていたペンダントから感じたのと同じだな。あの聖物には想像以上に巨大な力が入ってる。一瞬現れた神聖力は、神殿の宝物だと言われても信じるだろう。触れることさえ許さない莫大な力。神官でなければなかなか入手できないもの・・。そんなものをどこで手に入れたんだろう?それを3つも』と、ノクターンは不思議に思います。
ノクターンは、アリスも同じペンダントをしていることにも気づいていたのでした。
「バルコニーでドルーアと会ってたんですか?」とアーロンは尋ね、「あなたには関係のないことです」とノクターンは突き放します。
「ドルーアは僕の婚約者です。閣下といたとしたら当然心配になります。まさかあの日のことをもう忘れたんですか?」とアーロンが問えば、「クレイモア卿。・・こうしている間にリモランド令嬢のところに行ってみたらどうですか?」とノクターンは返します。
『無視しようとしても放っといてくれないな。反吐が出る。誠実そうなふりをして、心には別の人を思いながらバローズと婚約したくせに』と、ノクターンはアーロンに嫌悪感を感じていました。
アーロンが愛しているのはアリスであると、ノクターンは知っていました。
「リモランド令嬢は大丈夫です。バルコニーの前でも会ったんじゃありませんか?」とアーロンはノクターンの真の意図には気づかず答えて、『僕がリモランドと会った?バルコニーを出てからは記憶がない。よりによってそれを見たとはな。ツイてなかったな』とノクターン考えます。
「皇室の庭園だし周りに誰もいないし・・。怒りが我慢できなく前に帰ってくください」とノクターンは警告して、「我慢しなければどうなりますか」とアーロンは問い詰めます。
「はあ?」とノクターンが呆れた声を出せば、「閣下が僕を殺すことはできないと思いますが。できることならやってみてください」とアーロンは強気に言うのでした。
ドルーアとアリス
ドルーアはアリスにしがみついて泣いていました。
「ドルーア・・!ドルーア大丈夫!?」とのアリスの問いかけに、泣き続けていたドルーアは我ようやくに返りました。
慌ててアリスから離れたドルーアは、『うそ!私泣いてた!?誰かに見られたら絶対噂になる!』と焦り、「皇族の誕生パーティーだから舞踏会場に戻らなきゃいけないのにどうしよう!?目が腫れてるよ」と、自分の顔の状態に気づいてアリスに話します。
「へへ」とドルーアが思わず笑えば、「あはは。ハンカチ要る?」とアリスも笑います。
「ううん、私も持ってる。大丈夫・・。ア・・アリス、あの・・」と、そこでドルーアは砕けてしまったネックレスのことを思い出し、視線でアリスに伝えます。
「あ・・。大丈夫よ。思ったより役に立たなかったわね。苦労して手に入れたのに一度会っただけで壊れるとはね。何があったの?」と、アリスは砕けた欠片を見て言います。
「刺激するつもりはなかったけど、口喧嘩しちゃったの。そうしてるうち突然バルコニーの手すりが崩れ落ちて・・。そしてノクターンが私を引っ張り上げてくれたの。その時、白水晶から出た光が攻撃して・・」とドルーアは言って、「触れただけで?」とアリスは驚きます。
「うん。ノクターンが私が落ちないように腰を掴んで・・。それで手をケガして同時に水晶も割れたの」とのドルーアの説明に、「あなたはケガしてない?」とアリスは心配します。
「うん、全然」とドルーアは答えて、「ていうか白水晶は変よね。触れるだけで攻撃するって話は聞いてないけど。ただ呪いや洗脳のような精神魔法を遮断するって言われたの」とアリスは話します。
『じゃあ白水晶はなんでノクターンを攻撃したのかな?もの凄く高価なものって言ってたけど、アリスが騙されたのかな?』と、ドルーアは考え込みます。
その時、話し込んでいた二人のすぐ近く、出口のドアのすぐ向こうに誰かが立っていました。
ガラスに映る人影に気づいたドルーアは、『・・?誰!?』と驚くのでした。
第25話に続く>>
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全ては勘違いだった【第24話】の感想
ノクターンはドルーアが怯えていることにダメージを受けているようですね。
アーロンは誰に対してもお節介な人に思えます。
バルコニーの入り口で二人を待っていたのは誰なんでしょうか。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「全ては勘違いだった」の第24話のネタバレと感想をご紹介しました。
「全ては勘違いだった」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね